管理番号 | 新品 :70654859 | 発売日 | 2024/05/07 | 定価 | 40,000円 | 型番 | 70654859 | ||
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Ampeg V3 コンボアンプ 50W
80年代初頭の真空管アンプです。
当時、アンペグは数年間のみ日本企業の傘下にいたことがあり、これはそのごくわずかな期間につくられた数少ない日本製のアンプになります。
事実上の「逆輸入」の現存する台数は限定的なようで、本国アメリカでもレアもの扱いされています。
確証はありませんが、現在国内で唯一の個体かもしれません。
情報に乏しいのですが、アンペグの歴史について書かれた書籍「Ampeg: The Story Behind the Sound」には説明がありました。
50W パワー管2本(6550) プリ管4本(12AX7) リバーブ管1本(12AT7)
12インチスピーカー
2チャンネル
フットスイッチ(チャンネル切り替え、リバーブ on/off)
ハイ/ローインプット
2スピーカーアウト
マスターボリューム
EQ
ミッドシフト/EQシフト
スプリングリバーブ
キャスター
当時はマーシャルのJCM 800を念頭に開発されたそうです。
bass, middle, treble, presenceのEQとEQシフトスイッチで、多様なサウンドメイキングが可能です。
ある一定以上に出力を上げると少しずつ歪み成分が現れるのも真空管ならではです。
少し前にセミオーバーホールを施しました。
パワー管2本、プリ管・リバーブ管もすべて替えています。
元々のパワー管は6550だったのですが、互換性のあるKT88に変更し、発熱の問題等で改善を図っています。
またスピーカーもジェンセンC12Kに変えました。
以前よりも幾分タイトな感じになったと思います。
かれこれ20年ほど手元にあるものですが、使う場面もめっきり減りました。
しっかり鳴らしてもらえる方がアンプにとっても幸せだろうと思っての出品です。
どうぞよろしくお願いいたします。